春の朋遊荘企画「アートフラワーと器を味わう」
市内よりもちょっと寒い、そんな朋遊荘にも春がやってきました。今年は旧暦の3月3日まで、縁側におひな様を飾って、ゆったりとした早春の風情を楽しんでいただければと思い、それにふさわしい「アートフラワーと器」の展示を企画しました。
アートフラワーは長年学校現場で美術を教えてこられた高井さんの作品50点あまりを展示します。高井さんは10年間、趣味としてアートフラワーの制作に取り組んで来られました。彼女の色遣いへのこだわり、センスの良さがうかがえる作品を是非ご覧ください。上品な美しさに魅了されます。
それと同時に、今回は加古川で長年陶芸に携わってこられた吉村先生の陶器を展示します。手作りならではの温かさが伝わってくる器を手にとって、ご覧ください。そして気に入ったものがあれば、ご購入もよろしくお願いします。値段は200円から2000円前後です。
【日時】 3月24日(土)・25(日) 10:00〜18:00
【会場】 朋遊荘 (加古川市平荘町一本松637-5)
п@079ー439ー6882(開催時間中のみ)
【入場料】 無料
新年 1月7日(土)、8日(日) 朋遊荘で邦楽演奏会、カルタ大会、ファラデーラボで百人一首を展示しました。両日とも26名の参加があり盛況でした。
邦楽演奏会「琴と尺八の調べ」は、昨年夏の「祇園祭と伊吹山高山植物の旅」がきっかけで結成されたグループ(いぶき)に演奏していただきました。茨木の小学校教諭で尺八の師匠でもある松下風越さんが中心になり、琴のお二人を加えて新春らしいすてきな演奏でした。演奏後には手作りの花びら餅とお薄の接待もあり、参加者は日本の初春の風情を満喫しました。
翌日は県立農業高校生による競技カルタデモンストレーションがありました。その後、小学生の子どもたちも参加して、賑やかにカルタ大会をしました。 大福引き大会もあり、楽しい二日間になりました。
百人一首の展示では、光琳カルタや北海道の木札カルタ、北潮の自筆カルタなど貴重なカルタがあり、その歴史や特徴の興味深い解説を聞くことができました。
演奏 「桜」を聴くことができます。
「ibuki-sikidsakura4.mp3」をダウンロード
昨年の夏の「百人一首展」に引き続き、第2弾として新春1月7・8日の2日間、「百人一首コレクション」を展示します。今回の展示は、2011年夏の展示に加えて、この半年間に蒐集したものです。今回の展示のテーマは〜「遊び心」と「時間軸」〜。夏とは、違った企画で、来場者の方々に楽しんでいただこうと考えています。和文化の似合う空間で、日本の初春をお楽しみください。
開催期間 1月7日(土)・8日(日) 10:00〜18:00
賛助費 300円(高校生以下は無料
1月7日(土)
邦楽演奏会「琴と尺八の調べ」(約40分)
第1回 13:00〜
第2回 15:00〜
《 曲目 》
1.箏と尺八の合奏曲・・・「飛躍」「四季の日本古謡」「岬の灯」
2.箏だけの曲・・・「六段の調べ」、野村祐子さんの小曲集より
「人生いろいろ」「ジュピター」「星に願いを」
3.尺八だけの曲・・・「月」「アメイジンググレイス」「アリラン」
*お抹茶とお菓子を用意しています。(第1回と第2回の演奏の間の時間帯)
*解説者の大森は、7日午後不在です。
1月8日(日)
高校生による競技カルタ競技デモンストレーション
第1回 13:00〜 第2回 15:00〜
10分間のデモンストレーション後は、来場者でカルタ大会をします。
ふるってご参加ください。
*大福引き大会を予定しています。(第1回と第2回の競技の間の時間帯)
特賞は、カルタの名品、なんとあの「光琳カルタ」です。
他にもいろいろ取りそろえています。空くじなしですので、
どうぞお楽しみください。
《予告》3月にはアートフラワーの作品展示と陶芸作品の展示即売を企画しています。
詳細日程が決まり次第、ブログ「ファラデーラボ便り」に掲載予定です。
ファラデーラボ 2012年新春の予定
・かがくカフェは科学教育をテーマにした講演会・講習会です。
・朋遊荘企画は、文化的な話題をテーマにした誰でも参加できる企画です。
1月7日(土)〜8日(日)
朋遊荘企画 新春 カルタと邦楽の調べ
展示時間 10:00〜18:00
★ 2011年夏の展示に加えて、最近の蒐集品を展示します。
★ 邦楽演奏会(琴と尺八合奏)
1月7日(土) 第1回 13:00〜13:40
休憩 お茶席
第2回 15:00〜15:40
★ かるた大会
1月 8日(日) 第1回 13:00〜 第2回 15:00〜
ファラデーがロンドンのロイヤルインスティチューションで始めたクリスマスレクチャーにちなんで、ファラデーラボ・クリスマスレクチャーを行います。ファラデーは子ども達のためのレクチャーでしたが、ファラデーラボは子ども達を教える先生やボランティアのみなさんのためのレクチャーです。みんなで楽しい実験とかがく講演を学び、参加者がそれぞれの教室でアレンジして、生徒や子ども達のために役立ててくださることを願います。
震災や原発事故、不景気などで閉塞感のある時代ですが、どんな時代でも壁を突き破り新しい世界を創り出してきたのは科学の力です。戦争やお金儲けのための科学ではなく、私たちの生活に役立ち、子ども達の幸せにつながる科学を求めていきたいと願います。私たちの「かがく」に何ができるのか。今年3月12日、小さな一歩を踏み出したファラデーラボですが、明るく楽しい実験から、夢や希望が見えてくるのではないでしょうか。暖かく明るく音楽にあふれた豊かな生活、それは、熱と光と音の研究から生まれました。第1回 ファラデーラボクリスマスレクチャーは、熱と光と音をテーマに、12月17日(土)と18日(日)の2日間開催します。実験・教材・教具持ち込み大歓迎です。ぜひ、ご参加ください。
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★ 第1回 ファラデーラボクリスマスレクチャー ★
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日時 12月17日(土)、18日(日)
場所 ファラデーラボ
〒675-1236 兵庫県加古川市平荘町一本松637-5
tel/fax 079-439-6882
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日程
★12月17日(土)
受付 13:30 ※ 駐車希望者は必ず事前に申し込んでください。
開会 13:50 挨拶
講演A 14:00 「身近な素材を使った楽しい実験」
(演示実験指導講習会 化学)
熱と光の実験
・ダイナミック11円電池・改良型綿菓子器
・失敗をしないカルメ焼き・塩化銅とアルミの反応など
講師 吉田耕三さん
16:00 ティータイム (教材・教具・情報交流会)
講演B 16:30 手作り教具を使った楽しい実験の紹介(物理)
(音の実験 楽しい手作り楽器)
身近な材料を使った楽器を作り、その原理を通して
音に関する物理の演示実験指導法を講習します。
講師 土肥健二さん(広島)
夕食C 18:30 ※ 希望者は必ず事前に申し込んでください。
ナイターD 19:30 かがくお楽しみ広場
「身近な素材を使った楽しい実験」続き(吉田耕三さん)
1.国際親善サイエンスマジック
2.メロディ笛を参加者に作ってもらう
3.空き缶笛を参加者に作ってもらう(1-3 石原武司さん)
その他、熱と光と音の実験の他、分野にこだわらず持ち込み実験大歓迎です。
懇親会E 21:30 クリスマスパーティー
宿泊F 23:00 ※ 希望者は必ず事前に申し込んでください。
★12月18日(日)
朝食G 7:30(宿泊者)
講演H 9:00 演示実験指導講習会
(音の実験 楽しい手作り楽器 ワークショップ)
講師 土肥健二さん(広島)
解散 12:00
※ 実験内容は概要予定です。
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参加費・材料費など
講演A 200円
講演B 200円
夕食C 1000円
ナイターD 200円
懇親会E 1000円
宿泊FG 1000円(朝食込み 賛助会員は無料)
講演H 500円
施設利用料 100円/日(ファラデーラボ会員は無料)
お茶・お菓子 200円(特別・賛助会員は無料)
申し込み お名前、参加希望の記号(A〜H)、駐車希望の有無を明記して、
メールでお申し込みください。
かがく教育研究所 森本 yuichi-morimotoアットマークnifty.com まで
ファラデーラボの場所です。
〒675-1236 兵庫県加古川市平荘町一本松637-5
tel/fax 079-439-6882
カーナビに住所番地を入力すると前まで来られます。
地図です。
http://foryouso.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-45b2.html
13:15 加古川駅南口発 神姫バス細工所北口行きに乗ると、小畑下車(約25分)徒歩2分です。
12月14日(水)は赤穂浪士討ち入りの日 そして
双子座流星群が見える日です。
今夜8時くらいから明日15日(木)の明け方まで、流星が見られます。双子座はオリオン座の上方にあり、夜中は真上に来ています。
観測方法は簡単です。暗くて空が広く見える場所で、じっと空を眺めることです。極大(一番多い時間帯)は午前2時頃で、1時間に30個くらいといわれています。2分に1個です。その前後は少ないですから、5分から10分じっと空を眺めている必要があります。
冬の夜空は大気中のほこりや水蒸気が少ないので、透明度が高く澄んでいます。マフラーを巻き、コートの襟を立て、願い事を胸にしまって夜空を見上げましょう。きっと流れ星を見ることができるでしょう。
デジカメで撮影しよう!
最近のデジカメはとても高性能です。普通のデジカメでも星が写ります!
撮影方法
三脚があれば、デジカメを三脚に固定して街灯や光が少ない方向の夜空に向けます。
明るい星に向けると写りやすいです。月も撮れます。
モードがあれば遠景・風景モードにします。ストロボはオフにします。
後は、シャッターを切るだけです。自動露光でシャッターが4,5秒開いたままになりますので、この間カメラに触れるとぶれますので、動かさないように注意します。
タイマーにしてシャッターを切るとよりぶれが少なくなります。
三脚がないときは、デジカメ椅子や机の上に置き、石や本などで傾きを調整し狙う方向に向けます。三脚があるときと同様にして、タイマーにしてシャッターを切ります。
流れ星が流れた時に、その方向にカメラが向いていて、シャッターが開いて入れば、流れ星の写真が撮れます。根気よく、何回も撮ってみましょう。流れ星が写っていなくても、星や月の写真が撮れます。
11月3日 講師のエメラルドさんに指導していただいて、台湾の家庭料理を作りました。短時間に6品と盛りだくさんでしたが、手軽にできる物ばかりであっという間に完成しました。
話を聞いていて、感心したことは、食材へのこだわりです。調味料一つ一つまで吟味して、素材の味をうまく引き出す事を大切にする姿勢こそ、料理の原点だと改めて思いました。
食後は、台湾の文化と料理についての30分ばかり歓談しました。他校のALTも二人参加されて、英語と日本語交えながら和気藹々とおしゃべりに花を咲かせたひとときでした。
今回のメニューのレシピを紹介します。食材は日本で手に入る物ばかりですので、ぜひ、みなさん作ってみてください。
台湾料理 レシピ(五人分)
1)地三鮮
2)小魚水菜長薯湯
3)薯茄焼豆腐
4)三杯イカ
5)高升排骨(一二三四五排骨)
6)切り干し大根煎蛋(切り干し大根の卵焼き)
11月3日は文化の日です。「自由と平和を愛し、文化を薦める」祭日です。昭和21年(1946年)のこの日に、現憲法が公布されたのを記念して定められました。
この文化の日を記念して、朋遊荘企画「台湾 料理と文化」を開催します。加古川西高校と東播工業高校でALTをしておられる 黄 迺儀(ホワン エメラルド)さんが講師です。黄さんは台湾出身でカナダの大学で学んだ方ですが、世界の料理に詳しい方です。今回、ファラデーラボで料理講習と台湾の文化についてお話していただきます。台湾と日本の関係を料理と文化を通して考える絶好の機会になると思います。
日時 11月3日(木) 10:00〜13:00
場所 ファラデーラボ
〒675-1236 兵庫県加古川市平荘町一本松637-5
tel/fax 079-439-6882
カーナビで住所を入力ください(電話番号では検索できません)
プログラム
10:00 台湾料理講習
一二三四五排骨(スペアリブ)、三杯(蛍烏賊)、地三鮮(茄子・馬鈴薯・インゲン)
蕃茄焼豆腐 小魚水菜長薯湯など
11:30 食事と講演
参加費 1500円(材料費など)
定員 15名
申し込み 10月31日(月)までにメールでお申し込みください。
mail yuichi-morimoto @ nifty.com
持ち物 エプロン・布巾・包丁
天然酵母のパンは、素人には無理!とあきらめていたのですが、サルビアの花酵母をいただく機会があって、パン作りに挑戦してみました。「酵母とは何?」という世界で生きている人間ですが、ネットや本を頼りに、苦戦すること5ヶ月。最近ようやくパンらしいものを作ることができるようになりました。
そこで、今回はブドウの酵母でパンを作ってみました。左の写真右はブドウが発酵している状態です。写真左は酵母の液に全粒粉を入れて元種を作ったものです。こうすると比較的失敗することなく、パン生地を作ることができます。
そうして今回完成したパンがこれ。今回はふんわりと癖のないパンに仕上がりました。
さて、こうして天然酵母パンを作っていると、もう酵母の事が気になって気になって仕方がありません。最近の愛読書は、そんなわけで『もやしもん』です。「もやし」とは「種麹」のこと。全10巻のこのコミックは東京のとある農大が舞台の学園ものですが、酵母の世界をアカデミック?にかつユーモラスに描いています。
世界中の珍しい発酵食品の紹介・ワインの奥深い話・醤油や酒の作り方・食糧自給率の話など話題満載。一読をおすすめします。
台風で延期された生藍染め体験ですが、19名が参加し盛況の内に終了しました。
はじめに橋本陽江先生の染色の化学のお話を聞き、その後、前田初代先生のご指導で生藍染めをしました。染色は繊維の分子に染料の分子が結合することです。発色や結合には酸化・還元反応が重要な役割を果たしています。酸化・還元反応というと難しそうです。しかし、染めた布を空気中でぱっぱと振っていっぱい空気を含ませることが大切だと前田先生がおっしゃることと、空気中の酸素で酸化されるということが結びついたとき、ああそうか!と納得しました。
参加者は前田先生が用意してくださった絹布や巾着、この日のために縫ってきたブラウスなどを、ミキサーで藍の葉を撹拌した液に浸し、染色しました。布を絞り、朋遊荘の庭で思いっきり振って空気を含ませ、太陽の光と風にさらして仕上げました。同じ作業をしても、仕上がりの色はそれぞれ違い、まさに十人十色、全員が満足する色に染まりました。
染色の化学の話
染色作業
風と光で仕上げました
9月3日(土)の生藍染め体験は、台風が接近し大雨が予想されますので、
9月10日(土)に延期します。
今回は、地元の染色家、前田初代先生を講師にお迎えし、生藍を使った、草木染めをします。また、高校で化学を教えてこられた橋本陽江先生に、染色の化学について解説をしていただきます。藍は夏に生き生きと成長し、染料としての藍の色を最も蓄えます。私たちがよく目にする藍染めはこの時期の藍の葉をつみ取り、乾燥・発酵させて染めたものですが、今回は生の藍の葉をそのまま使って染めます。濃い藍染めとは違った、優しい涼しげな風合いは生藍染めならではものです。
ぜひ、この機会に藍のすばらしさ、草木染めの奥深さを体感してください。また、染色の化学についても学んでいただければ思います。準備の都合上、当日参加はできませんので、必ず期限までにお申し込みください。
生藍葉の叩き染め 藍
日程・要項
日時 9月3日(土) 13:00〜15:30
会場 朋遊荘内 ファラデーラボ
地図 http://foryouso.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-45b2.html
定員 15名 申し込み順(定員になり次第締め切ります)
準備する物 エプロン タオル
費用 参加費 800円(染料代・お茶代他)+染色布代
・ 染色布代 値段は各800円〜3000円で、市価の半額くらいです。
・ 染色は絹に限りますので、前田先生に布を用意していただいています。
・ 一人、2枚まで染色可能です。
・ 小さなハンカチから大判のスカーフまでいろいろあります。
・ 布の種類・枚数は当日お決めください。
申し込み締め切り 8月31日(水) 厳守でお願いします。